海草に多く含まれているようです。
これからはあんまり海草食べれなくなるかも…。
ヨウ素 (ヨウそ、沃素、英名: iodine) とは、原子番号 53 の元素。元素記号は I。あるいは分子式が I2 と表される二原子分子の呼称。
ハロゲン元素の一つ。ヨード、沃度ともいう。融点は摂氏113.6℃であるが、昇華性がある。固体の結晶構造は紫黒色の斜方晶で、反応性は塩素、臭素より弱い。水にはあまり溶けないが、ヨウ化カリウム水溶液にはよく溶ける。単体のヨウ素は、毒劇法により医薬用外劇物に指定されている。
海藻類はヨウ素を海水から濃縮する。ヨウ素は海藻を焼いた灰を水に溶かし塩素で酸化して得ていた。現在はヨウ化ナトリウムを含む地下水を塩素で処理して容易に得られる。
体内で甲状腺ホルモンを合成するのに必要なため、ヨウ素は人にとって必須元素である。人体に摂取、吸収されると、ヨウ素は血液中から甲状腺に集まり、蓄積される。海洋の中にある日本では食生活の中で海藻などから自然にヨウ素の摂取が行われるが、大陸の中央部ではヨウ素を摂取する機会がほとんどないので、ヨード欠乏症による甲状腺異常が多く発生した。アメリカではFDAの規定により食塩の中に一定量のNaIが混入させてある。また、モンゴルでは日本からの援助で国民にヨウ素剤を服用させた結果、甲状腺異常の患者を激減させた。中国では食塩にヨードの添加を義務付けている。また、日本ではヨードを含有することをうたった鶏卵が売られている。逆にヨード制限食を必要とする際には、海藻類の摂取を控えなくてはならない。同位元素による甲状腺シンチグラムには、123Iなどを用いる。チェルノブイリ原子力発電所の事故では、核分裂生成物の131Iが多量に放出されたが、これが甲状腺に蓄積したため、住民に甲状腺ガンが多発した。放射能汚染が起きた場合、放射性でないヨウ素の大量摂取により、あらかじめ甲状腺をヨウ素で飽和させる防護策が必要である。そのため、日本は国民保護法に基づく国民の保護に関する基本指針により、核攻撃等の武力攻撃が発生した場合に武力攻撃事態等対策本部長又は都道府県知事が、安定ヨウ素を服用する時機を指示することになっている。
ヨウ素溶液にデンプンを加えると、ヨウ素でんぷん反応を起こし藍色を呈する(デンプンは微量でも鋭敏に反応→ヨウ素デンプン反応)。 この反応は、ヨウ素滴定(ヨードメトリー)に利用される。
ヨウ素は消毒薬としてもよく用いられる。ヨウ素のアルコール溶液が、ヨードチンキである。ヨウ素+ヨウ化カリウム+グリセリン溶液がルゴール液である。ヨウ素とポリビニルピロリドンの錯化合物がポビドンヨード。
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